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執筆者の写真那住行政書士事務所

横浜商工会議所会員の集いと、「生成AIと著作権」と、行政書士神奈川知的財産研究会第5回勉強会の話(令和6年7月9日火曜日)


当事務所は「横浜商工会議所」の会員です。ここ何年か、横浜商工会議所で「専門指導員」もやらせて頂いております。横浜商工会議所は年に2回大きな集まりがあって、一つはお正月の「賀詞交歓会」。もう一つが夏の「会員のつどい」です。夏の集まりは久しぶりだなぁと思ったら、コロナ禍後初、5年ぶりの会合だったそうで。

午前中、山下町の行政書士会で会議があったので、そのまま横浜駅周辺で仕事をこなし、そして夕方、「会員のつどい」の会場であるパシフィコ横浜へ向いました。

まずはテレビでおなじみ、モーリー・ロバートソンさんの講演会。

テレビでおなじみの軽妙な口調で、世界経済、政治の潮流、そしてその中での日本の在り方、立ち位置など、多角的な視点でお話頂きました、たまにはこういうお話を聞くのもいいかなぁと。

講演会のあとは、場所を横浜ベイホテルにうつして交流会。いろいろな企業の方が集まっている中で、行政書士の方もけっこう会場にいらっしゃいました。士業がこういう場に出てくるのは良いことかなと。


▼「生成AIと著作権」

この交流会でお会いした某先生から、「日本行政の良かったねぇ~」と声掛けられまして。えぇ、お世辞だろうとわかっていますが、ほめられると嬉しいですね。

行政書士会の会報である『日本行政 7月号』に「生成AIと著作権に関する昨今の議論について」というレポートを出稿させて頂きました。力不足だとはわかっているのですが、せっかくお声がけ頂いたので、「生成AIと著作権」に関する議論についてまとめたレポートを書かせて頂きました。本当はもう少し、文化審議会の議論についての解説だとか、生成AIを巡る法的議論についての解釈だとかを書いた方が良いのかなとも思ったのですが、まずは、行政書士の皆さんに、この問題に興味を持ってもらうことが大事かなと考えて、そんな感じのレポートになりました。

しかしたまには、ちゃんとした文章を書かないとダメですね。けっこう感覚が……


▼行政書士神奈川知的財産研究会第5回勉強会


ここ最近、自分の勉強にとって良い勉強になっているのが「行政書士神奈川知的財産研究会」 https://www.askip-sg.org/ の勉強会です。「著作権」に興味を持つ行政書士さんが10人ほど集まり、月1回、著作権に関する勉強会をやっています。7月4日の勉強会では「財産権」関する勉強会を行いました。著作権は「権利の束」言われ、利用形態ごとに「支分権」といわれる権利が規定されています。今回の勉強会では、

 ・なぜこのように細かく権利を定めているのか

 ・どのように権利を定めているのか

 ・著作権法全体では、どのようなバランスをとっているのか

といった視点から財産権の定め方を考察した上で、著作権法にさだめられた支分権のうち、

 ・複製権

 ・上演権・演奏権

 ・上映権

 ・公衆送信権・公の伝達権

について具体的にどのような権利か、学習いたしました。


そして判例学習においては「マンション読本事件」(大阪地裁平成21.3.26)を題材に、複製権侵害が争われる際の、依拠性、類似性について検討しました。

次回の勉強会は8月1日、残りの支分権について検討を行う予定です。

こういうしっかり勉強する機会がないと、なかなか、身体が動かないので、こういう機会は本当にありがたいのです。

毎日、とんでもない暑さが続いていますが、皆様、体調に気をつけて……


 

▼ブログサイト作成しました。

いろいろ見やすく、サイト更新しました。

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